床下収納をつけて少しでも多くの収納スペースを確保しよう
お家で悩むのが収納スペースです。
できるだけ収納スペースはあった方が良いと思われる方は多いのではないでしょうか。床下収納は、生活空間をとらない便利な収納方法です。
床下収納をつけることで生活スペースを減らさずに収納ができます。収納家具や物を置く数が減るので、お部屋を広く使うことができます。
こちらの記事では、床下収納をつけることのメリット・デメリットをご紹介していきます。
床下収納のメリットを具体例を交えてご紹介
床下収納のメリットは
- 日用品などのストックができる
- 普段使わないものを閉まっておける
- 生活スペースをとらない
- 人の目に触れない
となります。
床下収納があれば日用品などのストックができる
醤油やお酒、洗剤、石鹸など保存が効く日用品を置いておくことができます。
予備に数個ずつ一緒に買ってしまった方が、なくなるたびに買いに行く必要がなくなり買い物の手間も省けます。
お漬物や梅酒などを自宅で作っている方は、それらを床下収納で保存するのもいいでしょう。
床下収納があれば普段使わないものを入れておける
お鍋や大皿など頻繁に使うことがない調理器具を置いておくことができます。
年に数回しか使わないものは、床下収納にしまっておけて便利です。
調理器具だけでなく缶詰などの非常食を置いておいたり、キッチンペーパーなどの台所用品も収納できます。
床下収納があれば生活スペースをとらない
床下収納は、床の下につくった収納スペースです。
食器棚などのように床の上にに置くことがないので、生活スペースがとられません。
収納スペースが少ない家だと、どうしても家具を設置しなくてはいけないので、生活スペースが減ってしまいます。
生活空間を広く使っていくために床下収納は効果的です。
床下収納があれば人目に触れたくない物を隠せる
収納部分が床の下にあるため、人の目に触れることがありません。
収納をしている物をあまり人の目に見せたくないこともあるでしょう。
床下収納でしまってある物は、お部屋の表に出てこないので見た目もすっきりとします。
床下収納のデメリットを具体例を交えてご紹介
床下収納のデメリットは
- 出し入れに苦労する
- 置いたまま放置してしまう
- 床に段差ができる
- 温度や湿度に注意する必要がある
となります。
では、次に床下収納のデメリット4つを具体的にお伝えします。
床下収納からの出し入れに苦労する
床下に収納スペースがあるため、かがんで物を出し入れしなければなりません。
重い物をしまった場合、取り出すのにひと苦労です。
物をかがんで出し入れするので、腰を傷めたりする場合もあります。
特に高齢者や女性などは、入れはしたものの、取り出せなくなってしまうことがあるかもしれません。
置いたまま放置してしまう
梅酒など長期間保存が効くものは、あまりに長く置きすぎて忘れてしまうことがあります。
普段出したりするのであれば良いのですが、置いたまましばらく取り出さないとそのままになってしまいます。
長く置いていたことによって、いつ頃にしまったのかもわからなくなってしまうので、気をつけましょう。
床下収納があると床に段差ができてしまう
床下収納をつけると収納ふたが床に出てきます。
床とふたのところに多少の段差ができるので、床が完全に真っ平らにならなくなります。
脚が引っかかるということはありませんが、床下収納の上を歩く時に多少沈んだり軋んだりして、人によっては気になってしまうかもしれません。
キッチンに床下収納をつけた場合、頻繁に移動するので、特に注意が必要です。
床下収納の温度や湿度に注意する必要がある
床下は、熱がこもりやすく地面からの湿気も溜まりやすくなります。
時期によって熱や湿気は変化し、安定しません。
湿度や温度に影響のある食材などは、保管しないようにしましょう。
もし食料品を補完する場合は、温度と湿度の変化があっても腐らない食料品にしてください。
ベタ基礎の家の場合、地面にコンクリートが打たれているので、湿気がたまるのを防ぐことができます。
床下収納は特に狭い家におすすめ!
床下収納は、生活するスペースが少ないお家に効果的な収納方法です。
デメリットこそあるものの、上手に活用すれば、家のスペースを有効に使うことができます。
床下リフォームをおこなう際は家に点検口が必要となるので、あわせて収納にしてしまうのがおすすめです。
こちらの記事を参考に、床下収納の設置を検討してみてはいかがでしょうか。